2017/04/20

~あれから一年~


思い出したくない出来事ですが、もうすぐ熊本地震から一年です。
4/14の前震は、夕食も終わり、部屋でゆっくりと寛いでいる時間でした。
揺れはじめた時は、何が起こっているか理解できず、4/16の本震では、
家ってこんなに揺れるものなのかと思う程の恐怖を体験しました。

余震が続く中、家に戻るという選択はなく、車中泊となりました。
数日経っても余震はおさまらない、避難所にも行きたくない。。。
実家は危険だと判断し、隣にある弟の家(築5年の新産の家)にお世話に
なることになりました。

地震発生から一か月間の余震回数は約1,400回、震度4以上は約100回を
上回る数値でした。
普通だったら、余震の度に、外へ逃げ出す状況なのかもしれません。
ですが、震度5や6の時も、携帯の緊急地震速報時に鳴り響く警告音にも
怯えることなく、安心して、家の中に居る事ができたのです。
この家があって良かったね~と家族全員で話したのを覚えています。

構造、そして耐震性・耐久性へのこだわりは、勉強会等で十分理解できて
います。
一度だけ、モデルハウスの宿泊体験も行ったことがありました。
まさか、こんな大地震の時に、新産の家での生活(約一か月)を実体験する
とは、想像もしていませんでした。
この時、改めて、家は人(家族)を守る為にあるべきもので無くてはならないと
痛感しました。

小社には、基礎、柱や梁、構造、断熱を見学できる実物大の構造館と
実際に過ごして、木の感触に触れられる宿泊体験館もございます。
ご自分の目で確かめて頂ければと思います。
毎月、色々なイベントが開催されています、是非ご参加下さい!!
※詳しくはHPhttps://www.shinsan.com/まで




最後に、災害に対する備えを今一度確認しましょう。

堀  美穂